横須賀市議会 > 2015-03-25 >
03月25日-06号

  • "費用徴収条例"(/)
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  1. 横須賀市議会 2015-03-25
    03月25日-06号


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    平成27年 第1回定例会( 3月) 平成27年(2015年)第1回横須賀市議会定例会(第6日)---------------------------------------平成27年3月25日(水曜日)---------------------------------------出席議員(41名)議 長 板  橋     衛 副議長 伊  東  雅  之 1番 ね ぎ し  か ず こ  2番 大  村  洋  子 3番 井  坂  新  哉  4番 山  城  保  男 5番 土  田  弘 之 宣  6番 石  山     満 7番 長 谷 川     昇  8番 上  地  克  明 9番 一  柳     洋 10番 嘉  山  淳  平11番 小  林  伸  行 12番 藤  野  英  明13番 岩  崎  絵  美 14番 松  岡  和  行15番 渡  辺  光  一 16番 大  野  忠  之17番 関  沢  敏  行 18番 鈴  木  真 智 子19番 室  島  真 貴 子 20番 伊  関  功  滋21番 芳  賀  親  男 22番 永  井  真  人23番 は ま の  まさひろ 24番 加  藤  眞  道25番 西  郷  宗  範 26番 杉  田     惺27番 青  木  哲  正 28番 田  辺  昭  人29番 木  下  憲  司 30番 青  木  秀  介32番 岩  沢  章  夫 33番 山  本  文  夫34番 角  井     基 35番 矢  島  真 知 子36番 神  保     浩 37番 伊  藤  順  一39番 山  口  道  夫 40番 山  下     薫41番 高  橋  敏  明   ---------------------------------------出席説明員市長 吉  田  雄  人 副市長 沼  田  芳  明副市長 田  神     明 政策推進部長 上  条     浩政策推進部渉外担当部長 中  野  愛 一 郎 総務部長 井手之上     修会計管理者 水  野  芳  之 財政部長 福  本  眞  和財政部市税担当部長 松  本  明  生 市民安全部長 鈴  木  正  志市民部長 竹  内  英  樹 福祉部長 星  野  雅  一健康部長 後  藤  一  也 こども育成部長 三  守     進環境政策部長 本  多  和  彦 資源循環部長 田  中     茂経済部長 秋  本  丈  仁 都市部長 長  島     洋土木部長 笹  木     純 港湾部長 藤  田  裕  行上下水道局長 小  林     繁 上下水道局経営部長 渡  辺  大  雄上下水道局技術部長 青  木  孝  行 消防局長 中  村  照 世 志教育長 青  木  克  明 教育委員会教育総務部長 大 川 原  日 出 夫教育委員会学校教育部長 小 田 部  英  仁 選挙管理委員会事務局長 新  倉     聡代表監査委員 川  瀬  冨 士 子 監査委員事務局長 有  森     浩---------------------------------------出席事務局員事務局長 安  部  哲  哉 総務課長 山  口  里  美議事課長 蒲  田  昭  彦 議事課主査 小  菅  勝  利議事課主査 堀  越  裕  子 議事課主査 鈴  木  聖  基議事課主査 日  下  浩  一   ---------------------------------------議事日程                       平成27年3月25日午後2時開議第1.議案第19号 平成27年度横須賀一般会計予算第2.議案第20号 平成27年度横須賀特別会計国民健康保険費予算第3.議案第21号 平成27年度横須賀特別会計公園墓地事業費予算第4.議案第22号 平成27年度横須賀特別会計介護保険費予算第5.議案第23号 平成27年度横須賀特別会計母子父子寡婦福祉資金貸付事業費予算第6.議案第24号 平成27年度横須賀特別会計公債管理費予算第7.議案第25号 平成27年度横須賀特別会計後期高齢者医療費予算第8.議案第26号 平成27年度横須賀水道事業会計予算第9.議案第27号 平成27年度横須賀下水道事業会計予算第10.議案第28号 平成27年度横須賀病院事業会計予算第11.議案第29号 障害のある方の情報・コミュニケーションに関する基本施策検討委員会条例制定について第12.議案第30号 教育長の勤務時間等に関する条例制定について第13.議案第31号 西地区漁港海岸整備計画策定検討委員会条例制定について第14.議案第32号 横須賀史編さん委員会条例廃止について第15.議案第33号 横須賀市施設配置適正化計画検討委員会条例廃止について第16.議案第34号 行政手続条例中改正について第17.議案第35号 行政改革推進委員会条例中改正について第18.議案第36号 職員定数条例中改正について第19.議案第37号 基金条例中改正について第20.議案第38号 火災予防条例中改正について第21.議案第39号 非常勤特別職員の報酬及び費用弁償条例中改正について第22.議案第40号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例廃止等について第23.議案第41号 特別会計条例中改正について第24.議案第42号 手数料条例中改正について第25.議案第43号 福祉施設入所者費用徴収条例中改正について第26.議案第44号 横須賀国民健康保険条例中改正について第27.議案第45号 保育園条例中改正について第28.議案第46号 横須賀介護保険条例中改正について第29.議案第47号 食品衛生条例中改正について第30.議案第48号 墓地等の経営の許可等に関する条例改正について第31.議案第49号 スポーツ推進審議会条例中改正について第32.議案第50号 ボートパーク条例中改正について第33.議案第51号 横須賀土地利用基本条例中改正について第34.議案第52号 適正な土地利用の調整に関する条例中改正について第35.議案第53号 特定建築等行為に係る手続き及び紛争の調整に関する条例中改正について第36.議案第54号 都市計画決定等に係る手続きに関する条例中改正について第37.議案第55号 建築基準条例中改正について第38.議案第56号 開発許可等の基準及び手続きに関する条例中改正について第39.議案第57号 横須賀景観条例中改正について第40.議案第58号 包括外部監査契約の締結について第41.議案第59号 一般廃棄物の収集及び運搬の代行について第42.議案第60号 指定障害福祉サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について第43.議案第61号 指定居宅サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について第44.議案第62号 指定介護予防サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について第45.平成27年請願第1号 パークゴルフ場利用料金及び駐車場料金の引き下げについて第46.意見書案第1号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等を求める意見書の提出について---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第46まで 議案第63号 監査委員選任について 議案第64号 固定資産評価審査委員会委員選任について 議案第65号 固定資産評価審査委員会委員選任について 議案第66号 固定資産評価審査委員会委員選任について---------------------------------------議長の報告 1 3月2日 市長から、議案第60号から第62号までの3件の提出を受けた。 2 3月12日 教育福祉常任委員長から、審査報告書及び陳情審査報告書の提出を受けた。 3 3月12日 都市整備常任委員長から、審査報告書及び請願審査報告書の提出を受けた。 4 3月12日 教育福祉常任委員長から、次の議案の提出を受けた。  意見書案第1号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等を求める意見書の提出について 5 3月16日 総務常任委員長及び生活環境常任委員長から、審査報告書の提出を受けた。 6 3月23日 予算決算常任委員長から、審査報告書の提出を受けた。---------------------------------------             午後2時00分開議 ○議長(板橋衛) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議録署名議員に、嘉山淳平議員と青木秀介議員を指名します。 議長の報告は朗読を省略し、これより議事日程に入ります。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(板橋衛) 日程第1.議案第19号から日程第44.議案第62号までの以上44件を一括して議題とします。---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月16日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                       生活環境常任委員長  西郷宗範   生活環境常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案の審査結果について、委員会規則第19条の規定により、下記のとおり報告します。                    記 議案番号          件名議案第38号 火災予防条例中改正について議案第59号 一般廃棄物の収集及び運搬の代行について                     以上2件 原案を可決すべきものと決定---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月12日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                       教育福祉常任委員長  渡辺光一   教育福祉常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案の審査結果について、委員会規則第19条の規定により、下記のとおり報告します。                    記 議案番号          件名議案第29号 障害のある方の情報・コミュニケーションに関する基本施策検討委員会条例制定について議案第30号 教育長の勤務時間等に関する条例制定について議案第39号 非常勤特別職員の報酬及び費用弁償条例中改正について議案第40号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例廃止等について議案第41号 特別会計条例中改正について議案第44号 横須賀国民健康保険条例中改正について議案第47号 食品衛生条例中改正について議案第48号 墓地等の経営の許可等に関する条例改正について議案第49号 スポーツ推進審議会条例中改正について議案第60号 指定障害福祉サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について議案第61号 指定居宅サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について議案第62号 指定介護予防サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について                    以上12件 原案を可決すべきものと決定---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月12日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                       都市整備常任委員長  石山 満   都市整備常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案の審査結果について、委員会規則第19条の規定により、下記のとおり報告します。                    記 議案番号          件名議案第31号 西地区漁港海岸整備計画策定検討委員会条例制定について議案第50号 ボートパーク条例中改正について議案第51号 横須賀土地利用基本条例中改正について議案第52号 適正な土地利用の調整に関する条例中改正について議案第53号 特定建築等行為に係る手続き及び紛争の調整に関する条例中改正について議案第54号 都市計画決定等に係る手続きに関する条例中改正について議案第55号 建築基準条例中改正について議案第56号 開発許可等の基準及び手続きに関する条例中改正について議案第57号 横須賀景観条例中改正について                     以上9件 原案を可決すべきものと決定---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月16日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                         総務常任委員長  山本文夫   総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案の審査結果について、委員会規則第19条の規定により、下記のとおり報告します。                    記 議案番号          件名議案第32号 横須賀史編さん委員会条例廃止について議案第33号 横須賀市施設配置適正化計画検討委員会条例廃止について議案第34号 行政手続条例中改正について議案第35号 行政改革推進委員会条例中改正について議案第36号 職員定数条例中改正について議案第58号 包括外部監査契約の締結について                     以上6件 原案を可決すべきものと決定---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月23日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                       予算決算常任委員長  伊東雅之   予算決算常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案の審査結果について、委員会規則第19条の規定により、下記のとおり報告します。                    記 議案番号          件名議案第19号 平成27年度横須賀一般会計予算議案第20号 平成27年度横須賀特別会計国民健康保険費予算議案第21号 平成27年度横須賀特別会計公園墓地事業費予算議案第22号 平成27年度横須賀特別会計介護保険費予算議案第23号 平成27年度横須賀特別会計母子父子寡婦福祉資金貸付事業費予算議案第24号 平成27年度横須賀特別会計公債管理費予算議案第25号 平成27年度横須賀特別会計後期高齢者医療費予算議案第26号 平成27年度横須賀水道事業会計予算議案第27号 平成27年度横須賀下水道事業会計予算議案第28号 平成27年度横須賀病院事業会計予算議案第37号 基金条例中改正について議案第42号 手数料条例中改正について議案第43号 福祉施設入所者費用徴収条例中改正について議案第45号 保育園条例中改正について議案第46号 横須賀介護保険条例中改正について                    以上15件 原案を可決すべきものと決定--------------------------------------- ○議長(板橋衛) 委員長の報告を求めます。西郷宗範生活環境常任委員長。     〔西郷宗範議員登壇、拍手〕 ◆25番(西郷宗範) ただいま議題となりました議案のうち、生活環境常任委員会に付託されました議案第38号及び第59号の以上2件につきまして、委員会における審査の経過と結果を報告します。 委員会は、3月9日及び16日の2日間会議を開き、所管部門ごとに案の説明を聴取して質疑を行いました。 質疑の内容を申し上げますと、議案第38号火災予防条例中改正については、届け出を怠る悪質な催しを事前に把握した場合に開催の中止を求めることの可否についてであります。 次いで、討論はなく、採決の結果、議案第38号及び第59号の以上2件は全会一致で原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。(拍手) ○議長(板橋衛) 渡辺光一教育福祉常任委員長。     〔渡辺光一議員登壇、拍手〕 ◆15番(渡辺光一) ただいま議題となっております議案のうち、教育福祉常任委員会に付託されました議案第29号、第30号、第39号、第40号、第41号、第44号、第47号から第49号まで及び第60号から第62号までの以上12件につきまして、委員会における審査の経過と結果を報告します。 委員会は、3月4日、6日、10日及び12日の4日間会議を開き、案の説明を聴取して質疑を行いました。 主な質疑を申し上げますと、議案第29号障害のある方の情報・コミュニケーションに関する基本施策検討委員会条例制定については、「障害のある方」の対象を広い範囲で捉えることの重要性についてであります。 議案第30号教育長の勤務時間等に関する条例制定について、議案第39号非常勤特別職員の報酬及び費用弁償条例中改正について及び議案40号教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例廃止等については、総合教育会議の設置による教育委員会の独立性及び中立性への影響についてであります。 議案第41号特別会計条例中改正については、母子寡婦福祉資金貸付事業における寡婦に対する貸付実績についてであります。 議案第47号食品衛生条例中改正については、条例改正による食品等事業者が行うネズミ、昆虫等の対策への具体的な影響についてであります。 議案第48号墓地等の経営の許可等に関する条例改正については、市長が特別な理由で認める墓地等の経営者の具体例、宗教法人による墓地等経営許可に対する考え方についてであります。 議案第61号指定居宅サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について及び議案第62号指定介護予防サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正については、要支援2の利用者数に対する職員配置割合の緩和により想定される問題点についてであります。 次いで、討論はなく、採決の結果、議案第29号、第41号、第47号から第49号まで及び第60号の以上6件は全会一致で、議案第30号、第39号、第40号、第44号、第61号及び第62号の以上6件は賛成多数で、いずれも原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。(拍手) ○議長(板橋衛) 石山満都市整備常任委員長。     〔石山 満議員登壇、拍手〕 ◆6番(石山満) ただいま議題となっております議案のうち、都市整備常任委員会に付託されました議案第31号及び第50号から第57号までの以上9件につきまして、委員会における審査の経過と結果を報告します。 委員会は、3月4日、10日及び12日の3日間会議を開き、所管部門ごとに案の説明を聴取して質疑を行いました。 主な質疑を申し上げますと、議案第31号西地区漁港海岸整備計画策定検討委員会条例制定については、委員会検討事項西地区漁港海岸整備計画策定検討業務委託の関連性についてであります。 議案第56号開発許可等の基準及び手続きに関する条例中改正については、1戸当たりの敷地面積が小さい開発行為を可能とすることによるメリット及びデメリット、近隣他都市の開発許可基準整備状況についてであります。 次いで、討論はなく、採決の結果、議案第31号及び第50号から第57号までの以上9件は、全会一致で原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。(拍手) ○議長(板橋衛) 山本文夫総務常任委員長。     〔山本文夫議員登壇、拍手〕 ◆33番(山本文夫) ただいま議題となっております議案のうち、総務常任委員会に付託されました議案第32号から第36号まで及び第58号の以上6件につきまして、委員会における審査の経過と結果を報告します。 委員会は、3月5日、9日及び16日の3日間会議を開き、所管部門ごとに案の説明を聴取して質疑を行いました。 主な質疑を申し上げますと、議案第34号行政手続条例中改正については、緊急を要し審議会の意見を聞かずに公表した場合の取り扱い及び不服申し立て手続が変更された理由についてであります。 次いで、討論はなく、採決の結果、議案第32号から第36号まで及び第58号の以上6件は全会一致で原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。(拍手) ○議長(板橋衛) 伊東雅之予算決算常任委員長。     〔伊東雅之議員登壇、拍手〕 ◆副議長(伊東雅之) ただいま議題となっております議案のうち、予算決算常任委員会に付託されました議案第19号から第28号まで、第37号、第42号、第43号、第45号及び第46号の以上15件につきまして、委員会における審査の経過と結果を報告します。 本議案は、2月9日の予算決算常任委員会理事会において、担当する各分科会に送付することを決定し、3月4日、5日、6日、9日、10日、11日、12日及び16日の分科会において詳細な審査を行いました。 これを受け、委員会は、3月23日会議を開き、各分科会委員長の報告を聴取しました。 次いで、質疑はなく、総括質疑を行いました。 総括質疑での主な質疑を申し上げますと、議案第19号平成27年度横須賀一般会計予算は、ふるさと納税推進による都市間競争での勝算、議会の決議を踏まえたティボディエ邸再建の方向性、施設配置適正化計画に示された分野別実施計画策定の具体的な進め方、経済的な理由で学童クラブを利用できない児童への対策の必要性についてであります。 議案第19号平成27年度横須賀一般会計予算、議案第21号平成27年度横須賀特別会計公園墓地事業費予算及び議案第28号平成27年度横須賀病院事業会計予算に関連する質疑は、指定管理者が加入する損害賠償責任保険内容精査の必要性、市と関係者を守るために管理上の過失を追及されない業務執行の必要性、職員の法律への対応能力向上のための方策、時代とともに変わっていく法律に対応するために弁護士を採用する必要性についてであります。 次いで、討論はなく、採決の結果、議案第21号、第23号から第25号まで、第37号、第45号及び第46号の以上7件は全会一致で、議案第19号、第20号、第22号、第26号から第28号まで、第42号及び第43号の以上8件は賛成多数で、いずれも原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。(拍手) ○議長(板橋衛) これより質疑に入ります。発言の通告はありませんので、質疑を終了します。 これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許可します。一柳洋議員。     〔一柳 洋議員登壇、拍手〕 ◆9番(一柳洋) ニューウィング横須賀地域主権会議の一柳です。 議案第19号2015年度一般会計予算中、ティボディエ邸再建に関する調査予算と市長の市政私物化の象徴である情実人事で採用した者に行わせる都市イメージ創造発信担当にかかわる政策推進費について、このまま無批判に認めるわけにはまいりませんので、それらを含む一般会計予算に反対します。 また、これで議会を去る私の最後の登壇の機会ですから、予言及び遺言的な指摘もあわせてさせていただきながら、一般会計予算に反対の立場から以下討論を行います。 まず、代表質問でも指摘しましたが、2015年度一般会計予算では、官僚主導地方創生論に無批判、かつ従属的な予算を組んでいること、そこには地域主権の思想のもとに、国に対して我が市はこう行くとの哲学が欠如する予算であることを総論的に指摘したいと思います。 それでは、具体的に反対論を申し述べます。 まず、政策推進費中、都市イメージ創造発信と称して3,100万円ほど計上されています。その中で、定住に関するプロモーションに2,750万円という多くの費用をつぎ込んでいます。 市長は、人事と政治献金の関係で総務常任委員会においでいただいたときも担当課長を余人をもってかえがたい人物と評価していますが、この人物が今までやってきたことを検証すると、我が会派は全く真逆な評価をせざるを得ないのであります。それは一昨年の決算時の集客プロモーション事業に対する同人物への批判を持ち出さなくとも、議場におられる方はわかると思います。 このような市政の私物化といえるブレーンの置き方は市長の政治姿勢の危うさを表明するもので、また、そのような人物に頼るということは、市長の政策形成能力の限界を示すものとこの際遺言的に申しておきます。 また、今回、国のおどしに乗せられた形で人口減について浮き足立っているように思われることも自治体の長としての軽さを感じます。もっと自治体主権の意識を持って物を考えることが大事だと思います。 私は、今議会で初めて地方消滅のおどしに関連して、戦後の官僚の国体護持は何かと質問しました。これを考えれば、本市はおどされる必要は全くないのであります。今の国体護持、すなわち敗戦による日米安全保障体制という従属的な関係と象徴天皇制であります。米海軍の東洋一の根拠地横須賀が消滅することは、日米安全保障体制が続く限りあり得ないということです。これは皮肉が入っての表現ですが、誤ってはおりません。そのように戦後の日米関係や政治と軍事、外交の評価がきちんとできていないから、官僚支配にがつんと抗す独自の発想が生まれないのではないでしょうか。 また、政策推進費の中にある英語コミュニケーションの充実という施策は、私から指摘すれば植民地意識が形而下にあらわれたものと評価するしかありません。 本市が他市と比して外国人と交流しやすいとの表記があります。本音で言えば、横須賀で交流しやすい外国人は米軍人と軍属及びその家族でしょう。ならば、現内閣の方向性を見れば、軍事英語を学ぶなら横須賀、傭兵になりたいなら横須賀で英語を学ぼうとか、グローバル化の軍事環境に合わせてネーバルタームスを学べる横須賀としたほうが差別化できてよいのではないかと思います。しかし、それは言えないわけです。 政策推進でやることをここで指摘したいと思います。 横須賀の総合的都市問題を今日的に捉えるならば、戦前の軍都の業でもある谷戸高台の住居対策に全総力を挙げて取り組むことなのです。これに対する総合的取り組みこそ喫緊の課題で、横須賀はこうしたいから国策軍港都市、横須賀にどう援助してくれるのかを国に問えばよいのです。 ところが、そういう思想性が希薄ですから、定住策にしても観念的な横並びの考えしか出てこない。この点を厳しく指摘すると同時に、何より情実人事及び市政の私物化の象徴である者に実行させる政策推進関連予算は認められません。第一、このような予算はほとんど成果を生まないであろうことを予言しておきます。 次には、昨年12月の第4回定例会で決議されたティボディエ邸を軍港創設150周年のことしに再建すべしと決議された件への調査費についてであります。 市長は、23日の答弁で今まで隠していた本音が出ましたが、この調査費は全く市議会の決議を軽視、いや愚弄していると思います。この市長の対応を江戸言葉的に表現すれば、こけにされていることに怒らない議会多数もどうかと思うという意味を含めて討論いたします。 ここにおられる市長は、十数年前に単身、市長職となるために横須賀に移り住まれてきたようですが、居住年数と団塊の世代の子どもの年齢である市長の時代意識と、少なくとも横須賀で生まれて50年以上をこのまちで過ごしてきた人との意識は、横須賀という皮膚感覚が相当乖離していると思わざるを得ません。 私は、航空技術廠に一番近いまち、深浦の生まれですから、少年期に米軍に接収されていた航空技術廠跡を見ていますし、接収解除後の一時期はそこを遊び場にもしていました。また、米海軍の飛行艇が追浜航空隊の跡地から発着水し飛行する光景もはっきり記憶が残っています。そして、父を含め、親類、近所のおじさんたちは、9割は海軍関係や近隣の軍需工場に勤め、あるいは徴兵にとられて戦地に行っていました。 門前の小僧習わぬ経を読むではありませんが、小学生、中学生のころは、近隣のおじさんや親類のおじたちが、何か集まりがあれば自然に戦争や工廠、航空技術廠、そして建造した軍艦や製作した飛行機の話になっていました。後年思い出しますと、あのときの話はこの歴史と関連するのかと理解することができました。ですから、歴史を伝えるにしても資料館が必要だとの思い入れは市長と我々では相当乖離しているのではないかと思います。 しかし、市長はこの辺を素直に表現しないで、ある意見が強くなるとそれに迎合する姿勢が見え隠れします。しかし、お金のかかることは潜在的にやりたくないものだから、決断を迫られるとこそくな対応になると指摘しておきます。議員の皆さんも、そう感じられているのではないでしょうか。 さて、問題のティボディエ邸再建の請願であります。 さきの代表質問でも、市長や教育長はほとんど本市の歴史の深掘りができていなくて、その知識で軍港開設150周年の事業に取り組んでいるということがわかりました。 今回許しがたいのは、ティボディエ邸再建に関して議会決議を無視したいが、それをあからさまにすると議会と対立状態になるので、何とかごまかすための調査費を計上したのではないかということです。これで何の調査をするかと問えば、再建した後、どのぐらいのお客さんが来るかとか、展示方式をどうするかだとか、中学生レベルの言いわけを並べています。 私は、ここ五、六年ほど軍港開設と倒幕派の薩長の裏になぜイギリスが深く介在したことなどを調べてきました。すると、軍港開設をフランスと契約した1865年から倒幕に至る1868年、そして造船所の基礎づくりが終わってフランス人技術者らが帰された後に、一気に帝国海軍は英国式になっていくのがだんだんとわかり、19世紀末の国際情勢や帝国主義真っ盛り時代の支配構造もよくわかってきました。これは今までのカタログ歴史よりはるかに興味深い、現在と通じる史実があると実感できるのです。 ティボディエ邸は、そういうことがわかって初めて再建活用のプランが出てきます。市長、教育長、また担当部長は、こういう理解が進んでいないからこのような対応しかできない。何とも嘆かわしいという気持ちがあります。しかし、つくりたくない理由づけのために、議決もされたから調査費をつけて、ほとぼりを冷ましてから先送りするという手段は容認できません。 集客との土俵に余り乗りたくないのですが、集客でいえば、ヴェルニー記念館には何の宣伝もしないのに年6万人の入館者があるとの答弁がありました。軍港観光船には、米軍の都合で運航便数に制限がある中でも、年間20万人近くの乗船客がおります。 ヴェルニー公園は、1万メートルプロムナードの起点なのですから、猿島や観音崎への砲台との関連でガイドつき周遊観光コースなどを設定すれば、単純に見ても年間30万人ほどが来るのではないでしょうか。同邸にその人たちへの資料展示とガイダンス施設を兼ね備えればよいのです。また、単に集客という商魂だけを前面に出すのではなく、横須賀に来ればこれがわかるという大局観を持った施設やコースをつくればよいのです。 今、ほとんど無策の中からスタートするのですから、来る人がふえることはあっても減ることはないのは自明の理です。しかし、市長はみずから何ら積極的な活用法は示さず、私から言わせればどぶに捨てるような調査費をつけて、建設先延ばしの理由としているのではないでしょうか。 そして、さらにはつくらないとは言っていないなどと議員や市民を小ばかにした表現をしています。そして、一昨日は、予算の修正や組み替え動議は出ないと知ったからか、ついに本音が出て、いつまでにつくるとも言っていないとなりました。はっきり言って私たちをばかにしています。賢者にばかにされるのならまだしも、市政の私物化を始めた者にこのようにばかにされるのは、横須賀に生まれ60年以上生きてきたニューウィング横須賀地域主権会議の一員としては全く許しがたいのです。 私は、もう一つ情けなく思うのですが、昨年決議したにもかかわらず、議会の多数派が議会権限を発動せず、予算修正などをしなかったことです。これでは今後増長する可能性が高い市長を牽制することができませんし、決議がこのように軽く扱われるということを市民に示したことになります。これはぜひ重要なことですから考えていただきたいと思います。 最後になりますが、私は初当選のときから地方自治体にありもしない与党意識を持つことを強く批判し、そして4代の市長にこびず、へつらわず、二元代表制の議会の子として質疑を交わしてまいりました。ですから、今回2期目の中であらわれた市政の私物化や議会決議への愚弄的対応に、心より怒りを持ってこれを糾弾いたします。 来月の選挙に立たれる議員諸氏におかれては、市議会の役目は何かを深く認識され、市長に対し、ときに厳しい対応をとらないと二元代表制を求める緊張感ある市政は実現しないことを御認識いただいて、議会活動に当たられたいことを願うものです。 議場におられる皆様の同調を願って、討論を終わります。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(板橋衛) 小林伸行議員。     〔小林伸行議員登壇、拍手〕 ◆11番(小林伸行) 小林伸行です。 議案第46号横須賀介護保険条例中改正について、賛成の立場から討論いたします。 今回の第6期の保険料体系を第5期と比べると2つの難点がありました。 第1に、所得階層によっては大幅な値上げがあるため、なだらかにすべきであること。第2に、応能負担の度合いが以前より高まったとはいえ、不十分であること。その後、教育福祉分科会での他の委員の皆様の質疑を聞いて、同じような問題意識を抱いていらっしゃる方が多いことがわかりました。とりわけ、ある委員が第4期との比較をされ、その視点が非常に鮮やかだったため、その観点も盛り込んだ修正も検討してきました。 ただし、原案も第5期の料金体系よりは望ましい応能負担のカーブを描いています。また、次回の改定に当たっては、事前に審議会の助言を仰ぐことや事前に被保険者への情報提供を丁寧に行う旨の答弁もいただきました。これを多とし、原案に賛成いたします。 最後に1点だけ指摘をしておきたいことがあります。 何でもかんでも理事者がお膳立てして固めてしまうのではなく、審議に入る前のもっと柔らかい段階から十分な情報や検討の方向性などを公開いただきたいと思います。とりわけ今回は議会の資料照会制度をつかって基礎的な情報を取り寄せましたが、判断に必要な情報は当然のことながら事前に公開されているべきです。このようにすれば、専門家の知見もおかりし、被保険者の声も聞くなど、議会内でより深い議論ができます。 熟議のプロセスを担保した上で議会の判断を仰ぐよう今後改めることを強く指摘しつつ、原案に賛成いたします。(拍手) ○議長(板橋衛) 大村洋子議員。     〔大村洋子議員登壇、拍手〕 ◆2番(大村洋子) 討論に入る前に申し述べたいことがあります。 先日の予算決算常任委員会におきまして、議案第46号について私たち日本共産党は賛成の態度表明をいたしましたが、本来は反対の態度表明をするべきでした。議案の最終賛否確認のミスで賛成の態度表明をしてしまいました。これから討論の中で申し述べますように、反対という態度を改めて明らかにしたいと思います。予算決算常任委員会と本会議での態度が違うという結果となりますことをおわびいたします。今後このようなことがないよう気をつけてまいりたいと思います。 それでは、討論を行います。 日本共産党を代表して、市長から提案のありました議案のうち17議案について反対の立場で討論いたします。 予算を立てる上で大切なものは何でしょうか。それは市民生活の現状を的確に捉えるということ、そして次年度が日本にとって、横須賀にとってどのような位置づけの年となるのかということ、それを正確に捉えるということではないかと私は考えます。その観点から見れば、市長の現状認識はずれていると言わざるを得ません。 まず、戦後70年という歴史の節目の認識が希薄です。横須賀は日本海軍の拠点として過去の戦争と切り離すことができないまちであるということを考えれば、このまちの首長として二度と再び戦争を起こしてはならないという思いをはっきりと示すべきだったと思います。 今、政府によって、集団的自衛権行使や米軍を含む他国軍への後方支援など、幅広い分野で自衛隊活動を拡大させる法制の骨格が示され、法制化がもくろまれています。地球規模で日米軍事同盟を強化しようという今の流れの中で、米軍基地、自衛隊の施設が点在する本市の首長として平和を発信する明確な発言が欲しかったと思います。 経済動向への評価はどうでしょうか。こちらもアベノミクスへの評価が一面的であり、最も注目すべき市民生活への影響について厳格に見きわめる目をお持ちでないことが明らかとなりました。代表質問でも触れたとおり、いくらか賃金が上がったとしても、物の値段が上がり、消費税も8%となったことから、実態としては生活がますます厳しくなっている、これが市民の多くの感覚です。 日本の働く人々の所得のピークは1997年で、そのときから現在に至るまで70万円以上下がり続けています。ですから私たちは、自治体として行うべきは、市民生活を支える施策充実こそ優先するべきと思います。しかし、市長の予算づくりにはその思いが見出せません。それは介護保険料の設定の仕方などに顕著に見えます。 財政問題でいえば、財政調整基金が県内で断トツに多い現状にあっては、適正額にすることが大切であり、積み増ししていくだけではなく、市民が納めた税金をもっと市民サービスへと返していくことが必要ではないでしょうか。財政調整基金を活用して料金値上げを抑えたり、学童保育の助成の拡充、中学校給食へ足を踏み出すことなど、工夫次第で有効活用できると思います。 施設配置の適正化については、パブリックコメントの反応を見れば明らかなように、余りにも乱暴なやり方であったことが、今となっては誰の目にもはっきりしました。財政問題と言いながら財政的な検討が不足していますし、長きにわたる大きなプロジェクトであるにもかかわらず、全庁的な連絡調整や市民の声を生かす構えが決定的に希薄だと感じました。私たちは、この施設配置適正化計画に対して、今の不十分な見切り発車はやめて一旦凍結し、検討のし直しが必要だと考えます。 基地問題についても触れなければなりません。イージス艦の追加配備について、また原子力空母の交代、原子力艦の原子力防災対策、市長はどれをとっても国の言うがままで、待ちの姿勢だと言わざるを得ません。外交・防衛は国の専管事項だといっても、横須賀市民の安全・安心を守る首長としては、しっかり国に言うべきは言い、ただすべきはただすことが必要です。外務省に問いただしているとおっしゃるかもしれませんが、それはあくまで表面的なもので、追及が甚だ弱いと言わざるを得ません。 保育所の再編実施計画の中で法務局の跡地を先行取得する計画がありますが、この点についても拙速な行動だと指摘をしておきます。 るる述べてまいりました以上のことから、議案第19号平成27年度横須賀一般会計予算に反対いたします。 次に、介護保険関連議案についてです。 保険料設定は今回、多段階設定にした点はよかったと思いますが、あくまでも国基準に準拠しようとするやり方に固執していましたし、本市の低所得者が他都市と比べ多いという現状を受けとめず、機械的に料金設定したという点で到底認められません。 あわせて、今回の介護保険制度の改定は、事実上の要支援の方々の制度外しであり、利用者、施設側双方に混乱と大きな負担を強いることになると思われ、認めることはできません。介護従事者の人員の基準を機械的に削減した国基準を受け入れる条例中改正についても認めることはできません。 以上の点から、介護保険に関する議案第22号、第42号、第46号、第61号、第62号に反対いたします。 特別会計国民健康保険費関連では、私たちはかねてから国民健康保険の広域化はやめるべきとの立場です。今回、制度改定によって保険財政共同安定化事業が全て医療費に適用されることになり、運用主体を本格的に県に移す制度変更が含まれています。今後、保険料の増加やきめ細やかな医療体制の充実に大きなマイナスになると懸念されますので、私たちは認めることはできません。したがって、国民健康保険関連議案である第20号、第44号に反対いたします。 議案第30号、第39号、第40号については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に関連しての議案であるため反対いたします。 当初の内容から変更され、教育の独立性、中立性は担保されると言われていますが、そもそもなぜ首長の教育行政への介入が今進められていくのか、戦後の教育委員会創設の経緯を振り返るならば、政治が教育へ介入することは厳しく戒められなければならないはずであり、このような動きは時代の逆行と言わざるを得ません。 今回出された議案は教育長の勤務規定に関するもので事務的なものでありますが、大もとの法改定に反対の政治姿勢ですので、これらの議案に対しても同じ姿勢で態度を反対といたします。 議案第43号の保育所等へ入所した子どもの費用徴収については、制度変更があっても徴収額に変更が生じないように対応したということです。しかし、代表質問でも指摘したように、本市の保育料は他都市と比べて低所得者に負担の重い制度となっています。私たちは制度変更のこの機に見直しをするべきだったと思いますので、反対いたします。 議案第53号は特定建築等行為に係る手続き及び紛争の調整に関する条例についてで、このたびの変更の特徴は事業者が行う住民への説明期間が短期間となったことです。これでは専門知識のない住民にとって、しっかりと建築行為の内容を確認することは難しいと言えます。 特定建築等行為に係る手続き及び紛争の調整に関する条例がつくられた一番の問題は、開発指導要綱にあった住民同意を入れないとしても、その精神をどう生かすかが一つの課題でした。当時の市長は、その論議の中で住民に軸足を置いて対応しますと答弁されています。承認が下がる前にどう住民の理解を得るのかということが大事であり、その観点から考えると今回の改正は後退していると言わざるを得ません。したがって、議案第53号に反対いたします。 議案第56号は、開発を安易ならしめるものであり、賛成しかねます。 今後は新たな宅地開発を促進するよりも、既存の宅地の有効利用の方策を探るべきと思います。したがって議案第56号に反対いたします。 次に、議案第26号平成27年度横須賀水道事業会計予算についてです。 今回、横須賀中央エリア再生促進アクションプランとの関係で水道加入金免除という施策が出されました。建てかえや耐震を進めるに当たり、大きな効果が認められるとは思えません。資力のある大きな口径のところにだけ免除の対象とする今回の内容は認められません。 議案第27号平成27年度横須賀下水道事業会計予算については、私たちは昨年の10月の下水道料金値上げに反対しました。値上げの要因の一つに、市からの法定外繰り入れを減らし、資本費の算入率を高めることがありました。今回その方針に従って資本費算入率を4%引き上げて、市民の使用料負担を高めたので反対いたします。 最後に、議案第28号平成27年度横須賀病院事業会計予算についてです。 市立病院については、総じて医師、看護師、理学療法士などもふえてきていて、赤字も解消の方向になっている点は評価できると思います。しかし、当初、指定管理者に移行しても直営で行っていた機能を維持するとしていたことを考えるならば、小児科の入院診療を廃止し、高齢者向けの医療が充実するような状況で、なし崩し的にうわまち病院との機能分担が進められている状況はいかがなものでしょうか。 不採算部門を削減して、利益の上がるところに特化していこうとするならば、住民との約束を変えることを地域住民にしっかりと説明し、納得してもらうことが必要と思います。 以上の観点から病院事業会計予算に反対いたします。 以上17議案に反対の態度表明をしまして、日本共産党の討論といたします。(拍手) ○議長(板橋衛) 以上で討論を終了します。 これより表決に入ります。議事の整理上、採決は区分して行います。 まず、議案第21号、第23号から第25号まで、第29号、第31号から第34号まで、第36号から第38号まで、第41号、第45号、第47号から第51号まで、第54号及び第57号から第60号までの以上24件を一括して採決します。 以上24件は、委員長の報告どおり決定することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕
    ○議長(板橋衛) 総員起立であります。よって、以上24件は原案どおり可決されました。 次に、議案第35号、第52号及び第55号の以上3件を一括して採決します。以上3件は、委員長の報告どおり決定することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 多数起立であります。よって、以上3件は原案どおり可決されました。 次に、議案第20号、第26号から第28号まで、第43号、第44号、第61号及び第62号の以上8件を一括して採決します。 以上8件は、委員長の報告どおり決定することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 多数起立であります。よって、以上8件は原案どおり可決されました。 次に、議案第22号、第30号、第39号、第40号、第42号、第46号、第53号及び第56号の以上8件を一括して採決します。 以上8件は、委員長の報告どおり決定することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 多数起立であります。よって、以上8件は原案どおり可決されました。 次に、議案第19号を採決します。 本件は、委員長の報告どおり決定することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 多数起立であります。よって、本件は原案どおり可決されました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(板橋衛) 日程第45、平成27年請願第1号を議題とします。---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月12日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                       都市整備常任委員長  石山 満   請願審査報告書 本委員会に付託された請願の審査結果について、委員会規則第35条第1項の規定により、下記のとおり報告します。                    記番号件名審査結果意見措置平成27年 請願第1号パークゴルフ場利用料金及び駐車場料金の引き下げについて不採択とすべきものと決定----------------------------------------- ○議長(板橋衛) 委員長の報告を求めます。石山満都市整備常任委員長。     〔石山 満議員登壇、拍手〕 ◆6番(石山満) ただいま議題となりました平成27年請願第1号パークゴルフ場利用料金及び駐車場料金の引き下げについて、都市整備常任委員会における審査の経過と結果を報告します。 委員会は、3月12日の会議において関係理事者から所見を聴取して質疑を行いましたが、質疑はなく終結しました。 次いで、討論はなく、採決の結果、平成27年請願第1号は全会一致で不採択とすべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。(拍手) ○議長(板橋衛) これより質疑に入ります。発言の通告はありませんので、質疑を終了します。 これより討論に入ります。発言の通告はありませんので、討論を終了します。 これより表決に入ります。平成27年請願第1号を採決します。 本件は、採択することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 少数起立であります。よって、本件は不採択とすることに決定しました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(板橋衛) 日程第46.意見書案第1号を議題とします。 書記に案を朗読させます。     〔書記朗読〕---------------------------------------                      平成27年(2015年)3月12日 横須賀市議会議長 板橋 衛様                       教育福祉常任委員長  渡辺光一   議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり、会議規則第8条第2項の規定により提出します。                    記   ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等を求める意見書の提出について---------------------------------------意見書案第1号   ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等を求める意見書の提出について 地方自治法第99条の規定により、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣に対し、次のとおり意見書を提出する。  平成27年3月12日提出                       教育福祉常任委員長  渡辺光一   ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等を求める意見書 我が国において、B型・C型の肝炎ウイルスの感染者は300万人以上と推計されており、平成22年1月に「肝炎対策基本法」が施行され、全ての肝炎患者救済のための基本理念や国の責務が定められた。 現在、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、その対象はB型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療などに限られているため、助成の対象外となる患者が相当数に上る。特に、肝硬変・肝がん患者の医療費負担は大きく、重篤な状態に陥り、就業や生活に支障を来しているところであり、平成26年8月には「肝炎対策基本法」に基づき設置された肝炎対策推進協議会からも厚生労働大臣に対し、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成の創設の検討を着実に進めるよう意見書が提出されている。 また、肝硬変を中心とする肝疾患に対する生活支援の制度である身体障害者福祉法上の身体障害者手帳の認定については、医学上の基準が極めて厳しく、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態も報告されている。現在の制度では肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘もあることから、患者の実態に配慮した認定基準の緩和・見直しを行うべきである。 よって、国におかれては、次の事項を実現されるよう強く要望する。                    記1 ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。2 身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度とすること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。(提案理由) ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等を求めるため。--------------------------------------- ○議長(板橋衛) お諮りします。本件については、会議規則第30条第3項の規定により、提案理由の説明は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(板橋衛) 御異議ありませんので、提案理由の説明は省略することに決定しました。 これより質疑に入ります。発言の通告はありませんので、質疑を終了します。 これより討論に入ります。発言の通告はありませんので、討論を終了します。 これより表決に入ります。意見書案第1号を採決します。 本件は、原案どおり決定することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 総員起立であります。よって、本件は原案どおり可決されました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(板橋衛) お手元に配付しましたとおり、市長から議案第63号から第66号までの以上4件が提出されました。 お諮りします。以上4件を日程に追加し、一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(板橋衛) 御異議ありませんので、以上4件を日程に追加し、一括して議題とすることに決定しました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(板橋衛) 議案第63号から第66号までの以上4件を一括して議題とします。---------------------------------------議案第63号   監査委員選任について 下記の者を監査委員に選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求める。  平成27年3月25日提出                            横須賀市長 吉田雄人                    記横須賀市吉井3丁目10番14号                                   小野義博                            昭和24年3月23日生---------------------------------------議案第64号   固定資産評価審査委員会委員選任について 下記の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により議会の同意を求める。  平成27年3月25日提出                            横須賀市長 吉田雄人                    記横須賀市若宮台30番5号                                  木村久美子                            昭和18年9月18日生---------------------------------------議案第65号   固定資産評価審査委員会委員選任について 下記の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により議会の同意を求める。  平成27年3月25日提出                            横須賀市長 吉田雄人                    記東京都稲城市若葉台4丁目35番地若葉台パークヒルズG棟701号室                                   井上賢一                            昭和32年1月18日生---------------------------------------議案第66号   固定資産評価審査委員会委員選任について 下記の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により議会の同意を求める。  平成27年3月25日提出                            横須賀市長 吉田雄人                    記横浜市保土ヶ谷区常盤台86番1-801号                                   馬場佳子                            昭和38年8月17日生--------------------------------------- ○議長(板橋衛) 提出者から提案理由の説明を求めます。吉田雄人市長。     〔吉田雄人市長登壇〕 ◎市長(吉田雄人) 本日追加提出いたしました議案について、その概要を御説明いたします。 議案第63号監査委員選任については、現委員が本年3月31日をもって退職するので、後任の同委員に小野義博氏を選任するに当たり、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるため提出するものです。 議案第64号から議案第66号までの3件は、いずれも固定資産評価審査委員会委員選任についてで、木村久美子委員、井上賢一委員及び馬場佳子委員の任期が本年3月31日に満了するので、再び選任するに当たり、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるため提出するものです。 以上、提出議案についてその概要を御説明いたしましたが、よろしく御審議の上、御議決いただくようお願い申し上げます。 ○議長(板橋衛) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)御質疑なしと認め、以上で質疑を終了します。 お諮りします。ただいま議題となりました議案第63号から第66号までの以上4件については、会議規則第30条第3項の規定により、委員会の付託は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(板橋衛) 御異議ありませんので、委員会の付託は省略することに決定しました。 これより討論に入ります。御意見はありませんか。井坂新哉議員。     〔井坂新哉議員登壇、拍手〕 ◆3番(井坂新哉) 日本共産党の井坂新哉です。 私は、市長から提案のありました議案第63号監査委員選任について、反対の立場から討論を行います。 今回の議案は、川瀬代表監査委員の辞職に伴い、新たに監査委員を1人選任しようとするものです。 まず、代表監査委員、長い間代表監査委員として御尽力いただき、まことにありがとうございました。任期途中での辞職は大変残念に思うところですが、今後とも御健康にはぜひ御留意していただきたいと思います。 さて、今回選任しようとする方は、5年前に神奈川県の副知事を務め、現在では横須賀テレコムリサーチパークの常勤監査役を担っている方であります。 5年前、前知事の松沢県知事時代に千葉県で発覚した不正経理の問題が神奈川県でも同じように行われていたことが明らかになり、当時の副知事が減給処分となり、その後、知事から副知事の更迭が発表される問題となりました。今回提案されました方はそのときに更迭された方であり、さまざまな新聞にも記事として掲載されました。松沢前知事は、県政史上最大規模の不祥事で、事務方トップとして最終責任を負っており、勇退してもらうと定例記者会見でも述べておられました。 直接不正経理にかかわっていたわけではないようでありますが、不正経理の責任をとって辞職された方を監査委員として選任することについて、その妥当性に疑問があります。 地方自治法第196条には、監査委員は、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理、その他の行政運営に関し優れた識見を有する者から選任するとありますので、私は現段階でこの規定に当てはまらないのではないかと思います。 しかし、私はそれ以上に問題だと感じているのは、市長の提案理由であります。 3月11日に開催された議会運営委員会で人事案件が内示され、そのときに選任理由が市長から示されました。一部を引用しますが、そこには県職時代に培った幅広い行政経験などが監査業務に生かされると述べ、さらなる監査機能の充実強化が求められる中、地方公共団体の財務管理や外郭団体の経験を生かした事業の経営管理、高度の学識など、行政運営全般に優れた見識を有すると示されておりますが、5年前の不正経理の責任問題には全く触れていません。 私たちは過去に処分されたら永久に名誉が回復されないと申し上げるつもりはありませんが、市長が提案された方がいかに見識が高い方だとしても、このような経過や経歴があるわけですから、そのことに触れながら、それでもこの方を選任する必要性や重要性を示す必要があるのではないでしょうか。私は市長の提案理由では市民に対しての説明責任を果たしているとは到底言えないと思いますので、議案第63号に賛成できません。 人事案件は、その方の名誉にもかかわる問題でもあります。提案するにはそれ相応の責任を自覚して、説明責任を果たすように提案していただきたいと申し述べ、反対討論とさせていただきます。 以上で討論とさせていただきます。(拍手) ○議長(板橋衛) 他に御意見はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)御質疑なしと認め、討論を終了します。 これより表決に入ります。議事の整理上、採決は区分して行います。 まず、議案第63号を採決します。 本件は、同意することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 多数起立であります。よって、本件は同意することに決定しました。 次に、議案第64号を採決します。 本件は、同意することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 総員起立であります。よって、本件は同意することに決定しました。 次に、議案第65号を採決します。 本件は、同意することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 総員起立であります。よって、本件は同意することに決定しました。 次に、議案第66号を採決します。 本件は、同意することに御賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(板橋衛) 総員起立であります。よって、本件は同意することに決定しました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(板橋衛) 以上で本日の日程は全部終了しました。 閉会に当たり、一言申し上げます。 本日は、今任期中最後の定例会本会議であります。皆様方の御協力を得て、つつがなく終了できましたことに厚く御礼申し上げます。 今期限りで勇退を表明されている議員の皆様におかれましては、本日が最後の会議になろうかと存じます。横須賀市政発展のため御尽力いただいた長年の御労苦と輝かしき御功績に対しまして、市議会を代表し深甚なる敬意を表しますとともに、心より感謝を申し上げます。勇退後におかれましても、健康に御留意され、より一層の御活躍を心より御祈念しております。 また、改選後、この議場に参集される議員の皆様におかれましては、多くの先輩、同僚議員が築き上げてこられました本市議会のよき伝統を守りつつ、さらなる市議会の活性化へ向けて引き続き御尽力いただくとともに、今後迎える深刻な人口減少・少子高齢化時代における二元代表制の一翼として、その役割をしっかりと果たされるものと確信しております。 今後の皆様方の御健勝と横須賀市議会のますますの発展を祈念いたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。 本日はこれで散会します。 以上で平成27年第1回市議会定例会を閉会します。             午後3時03分閉会---------------------------------------                      横須賀市議会議長  板橋 衛                      会議録署名議員   嘉山淳平                      会議録署名議員   青木秀介...